新馬戦 2022 今日は川上姫の孫が登場。今日の新馬戦 20220611

新馬戦 2022

新馬戦 2022 今日は川上姫の孫が登場。今日の新馬戦 20220611

※本ページはプロモーションが含まれています。

オールド競馬ファンを魅了する今年の若駒たちをピックアップするコーナー。

本日は、中京競馬場で行われた5Rの2歳新馬戦から3頭。オールド競馬ファンにとって、とても嬉しく懐かしい競走馬の子孫(仔馬)たちが登場しました。

今日の若駒たち 牡馬1頭 牝馬2頭

祖母は牝馬二冠馬カワカミプリンセス

レゾルシオン(牡2)[栗]鈴木孝
エピファネイア シンボリクリスエス Kris S.
Tee Kay
シーザリオ スペシャルウイーク
キロフプリミエール
ミュゲプリンセス エンパイアメーカー Unbrldled
Toussaud
カワカミプリンセス キングヘイロー
タカノセクレタリー

ボーっと血統表を眺めていると母方の祖母にカワカミプリンセスの名が刻まれているではありませんか!ここで少し川上姫を簡単にご紹介します。父キングヘイロー、母タカノセクレタリー(母の父シアトルスルー)といった血統背景に生まれたカワカミプリンセスは、デビューが遅く3歳となった2006年2月でした。しかし、彼女のシンデレラストーリーは、このデビュー戦から始まり、4連勝で一気にオークスを制覇。夏の休養を経て秋華賞も勝って5連勝。GⅠ2つ目をゲットします。これは、とんでもない女の子が出てきたな。と今でも当時を思い出します。ところが5連勝が嘘のように、この先はノラリクラリ。

それから何と12連敗。5連勝のち1度も勝つことがなく引退。なんとまあ、とんでもないシンデレラストーリーでしょうか。だから余計に印象深いかも知れません。

現在、19歳となったカワカミプリンセスは、これまで出産した産駒は昨年に誕生した女の子で10頭目。悲しいかな、いまのところ、どの仔も全く走っていません。だからこそ、レゾルシオン君には、祖母の血を広めるためにも頑張ってほしいです。本日は3番人気で2着でしたが、収穫ある走りではなかったでしょうか。次こそは1着を期待しています!

祖母はドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴ

セレスティアリティ(牝2)[栗]西村真
バゴ Nashwan Blushing Groom
Height of Fashion
Moonlight’s Box Nureyev
Coup de Genie
アドマイヤテンバ クロフネ French Deputy
Blue Avenue
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ

母方の祖母がアドマイヤグルーヴです。となれば、その母は日本が誇る名牝で年度代表馬にも輝いたエアグルーヴですね。今や、エアグルーヴの血はルーラーシップサムライハートを(ザサンデーフサイチもいるよ)始めとする息子たちにアドマイヤグルーヴやグルヴェイグラストグルーヴといった多くの娘たちが繋いでいます。名牝エアグルーヴやアドマイヤグルーヴの血を見るとオールド競馬ファンとしては血が騒ぎますし嬉しくなります。そんなセレスティアリティちゃんの本日は2番人気で3着でしたが、これからも期待の持てる女の子ですね。

半兄はドバイGCを制したステイフーリッシュ

マラキナイア(牝2)[栗]吉岡辰
ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
シビル Wild Again
シャロン
カウアイレーン キングカメハメハ kingmambo
マンファス
シルバーレーン Silver Hawk
Strait Lane

まだ記憶に新しい、先日のドバイゴールドカップGⅡを勝ったステイフーリッシュ(牡7、父ステイゴールド)の半妹であります。それだけに注目された今日のレースでしたが、1番人気を背負いながら動じることなく1着となりました。マラキナイアちゃん強かったですね。この先がとても楽しみな1頭です。

さて、明日も東京、中京、函館の3会場で新馬戦が行われます。

ここで最近、手に取ったJRA現調教師の小檜山悟先生が執筆された書籍から、昭和を代表する競馬界の巨人と呼ばれた尾形藤吉先生の言葉を引用します。

新馬というものは、その馬の本当の脚質が決まっていないので、レースには出すが、どんな走りっぷりをするかなかなか予想が出来ない(中略)これなら出せる、と時計を計り、十分計算してレースに出しても、初めての勝負だけに、あけてびっくりというケースになるのが現実である。(中略)新馬の第一戦だけでその馬の本質を断定するのは、危険と考えてよいだろう。

『尾形藤吉~競馬界の巨人が遺したもの~』小檜山悟著

【最新刊】尾形藤吉 ~競馬界の巨人が遺したもの~ 試し読みはこちら

※ebookjapanでしたら無料お試し読みが可能です。

※小檜山悟先生が本当に馬好きなんだなって分かる書籍です。こちらもおススメです。

【最新刊】馬を巡る旅 ~旅の終わりに~ 試し読みはこちら

※こちらの書籍もebookjapanで無料お試し読みが可能です。

尾形先生のお言葉通り、新馬戦に出る仔馬たちは、初めて目にする競馬場であり、初めて他の競走馬たちと駆けっこするわけです。恐がる仔もいれば、訳が分からなくなる仔もいるかも知れません。

それでも若駒たちは競馬ファンに感動を与えてくれるため、一生懸命に走ります。そして、少しずつ成長して競走馬として走る姿に、また感動を与えてくれます。

現時点では、どの仔が走るか分からない新馬戦ですが、我が子を見る目で明日からの新馬戦も目にしたいと思います。とにかく、全馬無事完走を目指して頑張ってほしいです。

さあ、明日も楽しみですね!


人気ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

ポチっとをお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました