現役騎手 勝率ランキングTOP7 神セブン【現役最強騎手ランキング2022】
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先日、元騎手で最も勝率が高かった歴代最強ランキングを発表しました。
さて、競馬では競走馬が7割、騎手が3割と言われるほど、レースでも騎手の実力が大きく左右されますが、だったら元騎手ではなく現役騎手はどうなのか?と気になりました。
そこで今回は、現役騎手の最も高い勝率は誰か?歴代最強ランキング(神セブン)をお届けします。このページで誰が最強騎手なのか知りつつ馬券の参考(馬券の味方)になれば、嬉しい限りです。
なお、今回のランキングは1954年の日本中央競馬会発足以降、通算1000勝以上した現役騎手を対象とし2022年までの成績を基にしています。
それでは、さっそく第7位から発表しょう(あっ、目次はあまり見ないでね)
現役騎手 高勝率最強ランキング 神セブン
福永 祐一
第7位 福永 祐一 (2,618勝 19,392回 勝率13.50)
父は言わずと知れた天才・福永洋一騎手。騎手の同期にはJRA初の女性騎手だった細江純子元騎手、現役では和田竜二騎手や柴田大知騎手などがいます。父の名に負けじと1996年のデビュー年には53勝をマークし最多勝利新人騎手を獲得しました。
その後、1997年にはキングヘイローで重賞初制覇。1999年にはプリモディーネで桜花賞を制しGⅠ初勝利。
そして、迎えた2008年9月、8811戦目の騎乗で積み重ねた勝利数983に到達。これで父の通算勝利数(洋一さんは5,086戦目)に並び、名実とも天才騎手に肩を並べました。
現在ではGⅠ勝利数も30を超え日本を代表するトップジョッキーの1人ですが、2023年2月末を以て騎手生活を引退。
今後は調教師として福永先生が楽しみです。それでもやっぱり騎手のユーイチさんをもう少し見たかったですね。
【主な騎乗馬:コントレイル、キングヘイロー、シーザリオなど多数】
横山 典弘
第6位 横山 典弘 (2,899勝 20,849回 勝率13.90)
父は元JRA騎手の横山富雄さんで長男(横山和生騎手)と三男(横山武史騎手)もJRA騎手となり親子三代の騎手一家です。1986年のデビューから現在54歳ですが、今でも関東のトップジョッキーとして名を轟かせています。
騎手学校2期生として同期には松永幹夫調教師がいます。とにかく逃げ馬でアッと驚かせる騎乗で数々のタイトルを獲得するイメージが強いです。まあ、実力がなければできない巧みな技術を持っているからこそですよね。
【主な騎乗馬:ゴールドシップ、セイウンスカイ、アドマイヤジャパンなど多数】
戸崎 圭太
第5位 戸崎 圭太 (1,325勝 9,192回 勝率14.41)
騎手を目指していた頃、中央競馬の存在を知らなかった戸崎圭太騎手。1988年に地方騎手免許を取得し2011年には地方競馬騎手として中央競馬のG1(安田記念・リアルインパクトに騎乗)で初勝利を飾っています。
2013年には3度目で中央競馬騎手を合格。晴れてJRAに移籍となりました。
そして、中央移籍2年目から3年連続で勝利数1位を獲得するなど今やJRAのトップジョッキーの1人です。まだまだ、40代前半とあって今後も大いに活躍が期待できます。
【主な騎乗馬:ジェンティルドンナ、アカイトリノムスメなど多数】
川田 将雅
第4位 川田 将雅 (1,826勝 11,614回 勝率15.72)
曾祖父(騎手)祖父(調教師)父(調教師)が佐賀競馬を支えてきた中で中央競馬の騎手として2004年にデビューしました。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いでナンバーワンジョッキーの名をほしいままにしています。また、ド派手かつ豪快な騎乗フォームで一昨年には米国のBC F&メアターフを制し、2022年には史上4人目(岡部幸雄・武豊・C.ルメール)となる騎手大賞も受賞。
迷った時は「川田かルメールを買っとけば何とかなる!」と言われるほど、今後もトップジョッキーの先頭を走り抜く活躍が期待できそうですね。
【主な騎乗馬:マカヒキ、ラブイズオンリーユー、ダノンなど多数】
ミルコ・デムーロ
第3位 ミルコ・デムーロ(1,231勝 7,273回 勝率16.93)
2015年1月にJRA通年騎手免許を取得以来、日本では、すっかりお馴染みになったイタリア出身のミルコ・デムーロ騎手。1997年から2000年までは4年連続でイタリアのリーディングジョッキーとなった実力は、ここ日本でも短期免許期間から存在感を発揮しています。
2001年2月に開催された小倉競馬場では1日5勝を記録。これは外国人騎手としてJRA初の記録となりました。
また、2003年には、ネオユニヴァースで皐月賞を勝利。これが日本でのG1初制覇。続く日本ダービーでもネオユニヴァースで勝利。日本ダービー制覇は外国人騎手として初の快挙となりました。2011年3月には、ネオユニヴァース産駒のヴィクトワールピサでドバイワールドカップも制覇。
日本馬にとって、ドバイワールドカップ初勝利とともにデムーロ騎手自身も同レースで初騎乗初勝利を果たしました。翌年の2012年には、阪神競馬にてタイ記録となる騎乗機会9連続連対も達成。
現在も日本を主戦場とし、快進撃を続ける愛日家デムーロ騎手から、まだまだ目が離せません。
【主な騎乗馬:ネオユニヴァース、ヴィクトワールピサ、ユーバーレーベンなど多数】
武 豊
第2位 武 豊 (4,392勝 23,846回 勝率18.42)
言わずと知れた日本が誇る天才騎手、武豊騎手が第2位にランクイン。武豊騎手については、語るよりも偉大な功績を数字で見て頂いた方が早いですよね。
- 史上初の3,000、3,500、4,000勝を達成。※2位岡部幸雄元騎手2,943勝
- 史上初の20,000回騎乗達成。
- 史上初の年間200勝達成。
- 史上初の重賞200、300勝達成。現在350 ※2位横山典弘騎手181勝
どれを見ても2位と大きく差ができています。まさに前人未到の数字。この先、記録を塗り替える騎手が現れる可能性は皆無に等しいと思います。それほどまでに武豊騎手が作った不滅の金字塔は揺るがないものでしょう。
【主な騎乗馬:ディープインパクト、スペシャルウィーク、エアグルーヴ、ベガなど数えきれないほどの多数】
クリストフ・ルメール
第1位 クリストフ・ルメール(1,633勝 7,704回 勝率21.20)
うわぁ1人だけ20%越えちゃってるよ
堂々の第1位は、デムーロ騎手と同時期にJRA通年騎手免許を取得し、今や日本のトップジョッキーであるフランス出身のクリストフ・ルメール騎手です。
とりあえず「ルメールを買えば何とかなる」と言われるほど、勝率は驚異の20%超え。ルメール騎手の凄さは勝率だけではありません。
日本を主戦場として3年後の2018年には年間215勝を挙げ、それまでの年間最多勝記録保持者であった武豊騎手の212勝の記録を更新しました。
また、2016年11月には、騎乗機会10連続連対を達成。これまでデムーロ騎手らが記録した9連続連対を更新する新記録も樹立。さらに同日には1日8勝もマーク。2022年12月に武豊騎手が記録したJRA最多タイ記録に並ぶ快挙も見せました。
大舞台では必ずと言って良いほどルメール騎手の名が飛び交う中、今後も勝鞍を量産するのではないでしょうか。
【主な騎乗馬:アーモンドアイ、グランアレグリアなど超多数】
さて、如何でしたでしょうか。
今回の神セブンランキングは2022年現在です。よって武豊騎手やルメール騎手などの記録は、まだまだ更新される可能性が高くランキングも変動するでしょう。
また、今回ランクインしていない実力派の若手騎手なども控えており、ますます騎手たちから目が離せない熾烈な争いに今後も期待したいと思います。(以下、おまけ騎手もあるよ)
おまけ
ランク外 岩田 康誠(1,741勝 14,745回 勝率11.80)
兵庫からやってきた破天荒なおじさん。最近は騎乗数を減ってしまい寂しい感じがしますが、G1通算35勝(国内外・地方交流含む)の腕前は、まだまだってとこを見せてほしいですね。
【主な騎乗馬:ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、デルタブルースなど多数】
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