新馬戦 2022　英雄の仔が火蓋を切った！　今日の新馬戦 20220911

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本日、英雄のラストクロップ――僅か６頭のうちの１頭オープンファイアが馬名の通り火蓋を切って父を彷彿させる衝撃のデビューを果たしました😲
さて、オープンファイアも含めたオールド競馬ファンが懐かしく思う血統を持つ若駒たちを紹介する今日の新馬戦をお届けします！

今日の若駒たち　牡馬３頭　牝馬４頭

祖母は大種牡馬クロフネの半妹

祖母ミスパスカリの半兄は芝ダート問わずにＧⅠを制し、種牡馬としては９頭ものＧⅠ馬を輩出した名馬クロフネ（父フレンチデピュティ）です。そんな大伯父を持つダフネちゃんは金子ブランド。しかし、デビュー戦は６番人気で５着でした。当然、次走でも注目したい１頭です。

大伯父は砂の王者サウスヴィグラス

祖母ダウンライトオールライトの半兄に２００３年のＪＢＣスプリントを勝ったサウスヴィグラス（父エンドスイープ）がいます。そんな大伯父を持つサンテックス君の今日は３番人気で出走しましたが６着に敗退しました。改めて次走もダート戦で勝利を目指してほしいところです。

血統背景はダイナカールの３×４

まずは血統表をご覧ください。曾祖母セシルカット（父サンデーサイレンス）は超名牝エアグルーヴの１つ上の半姉でダイナカール（父ノーザンテースト）の３番仔となります。そして、父系の祖母がエアグルーヴなのでダイナカールの３×４でインブリードが発生しています。名牝のインブリード、これは期待が持てますね。そんなエイト君、今日は１１番人気で出走となりましたが名牝一族の血が騒いだのか４着に激走しました。

伯父はダート戦線で衝撃を与えたサクセスブロッケン

母サクセスベルーナの全兄に２００９年のフェブラリーステークスＧⅠ他に地方ＧⅠを２勝したサクセスブロッケンがいます。サクセスブロッケンといえば、惜しくも種牡馬入りとはならず誘導馬として活躍。現在は鹿児島県で余生を暮らしています。さて、そんな伯父を持つリコルドちゃんですが今日のデビュー戦では、その伯父が活躍したダート戦での出走となりましたが、結果は８番人気で９着とそれなりの結果と終わりました。次走以降に改めて期待したいですね。

曾祖母は超名牝エアグルーヴ

曾祖母にエアグルーヴの馬名があります。本日、エアグルーヴ一族２頭目の登場となりますね。今日は４番人気で今村聖奈騎手を背に出走したジェンヌちゃんですが７着と不甲斐ない結果に終わりました。超名牝の血を受け継ぐ競走馬として本当のお姫様になれるよう頑張ってほしいです。

大伯母に名牝トゥザヴィクトリー

祖母ピスクドールの全姉に２００１年のエリザベス女王杯ＧⅠを制したトゥザヴィクトリーがいます。今日のデビュー戦は５番人気で出走するも最後の直線で英雄の仔とともにラスト半ハロンに上がり最速の脚を見せました。しかし今日は３着まで。勝った馬が強かったですね。良い脚を持っているフェイスちゃんには次走に期待が持てそうです。

英雄のラストクロップ１番手が早くも登場！

本日の最後に主役が登場です。日本では僅か６頭しかいない英雄ディープインパクトのラストクロップ。そのうちの１頭でありますオープンファイアは昨年のセレクトセールにて３億３０００万円で落札された逸材。そして、今日のデビュー戦では鞍上にルメール騎手を迎え断然の１番人気で出走。残り１ハロンを切ったところではまだ馬群の中でヒヤヒヤしましたが、そこからが凄かった！半ハロンを過ぎたところで一気に加速。最後はクビ差で１着となりました。まさに衝撃的な末脚を披露。父を彷彿させる予感がたっぷり、今後の走りに大注目です。

また英雄のラストクロップは他にも５頭がデビューを控えています。こちらもオープンファイア同様に楽しみです。そのラストクロップを書いた記事はこちらです。

英雄ディープインパクトのラストクロップは6頭　名馬誕生の予感？【競馬コラム】

日本近代競馬の結晶である英雄ディープインパクト。その英雄が日本で残した最後の仔は僅かに６頭。その中には、なんとじゃじゃ娘だった名牝スイープトウショウとの仔も存在します。この記事はラストクロップとなった６頭に注目。最後の仔にエースを送りましょう！

umafukukuru.net

2022.06.06

まとめ

今日は、とにかくオープンファイアのデビュー戦に注目を集めましたがひと言で言うととにかく衝撃的な走りでしたね。ラスト１ハロンの時点で「これは負けた！」と思った方は私も含め多いのではないでしょうか。そこから勝ってしまうところはまさに衝撃。英雄の血が受け継がれた証拠かもしれませんね。

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