2022年の顕彰馬は該当なし!JRA顕彰馬ってご存じでしょうか?

競馬コラム

2022年の顕彰馬は該当なし!JRA顕彰馬ってご存じでしょうか?

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昨日、2022年度の顕彰馬がJRAから発表されました。 わーい😄

で、その顕彰馬って何やねん?👿

えっ、誰か後ろにおるん?

誰もおらん。おじさん、1人乗り突込みはいらんで。

いや、あんたもおじさんやから(笑)

掴みはこのへんで。では、早速……💦

まず、顕彰馬の選考基準は以下の通り。

  1. 競争成績が特に優秀であると認められる競走馬。
  2. 競争成績が優秀、かつ種牡馬や繁殖牝馬として、その産駒の競争成績が特に優秀であると認められる競走馬。
  3. その他、中央競馬の発展に貢献があったと認められる競走馬。

とされています。

これを現在では、記者クラブを中心に投票権を持つ202名が1名あたり最大4票まで投票し、75%以上に満たすと顕彰馬として選定されます。これは、2000年以降の制度で以前は顕彰馬選考委員会の審査によって決められていました。

なお、過去に走った競走馬たち、どれもが選考対象ではなく、過去20年の間に競走馬を引退した中から選定となります。

そりゃ、そうですよね。

年間約7千頭が競走馬になって、日本競馬の歴史が80年ほど。過去56万頭をピンからキリまで選ぶ対象か!ってなりますもんね。

 

よって、今年度は、2001年4月1日~2021年3月までに登録抹消(引退)した競走馬が対象となりました。

なお、これまで日本の競馬史に顕彰馬は34頭しか選定されていません。

意外と少ないもんやなぁ。

それほど、顕彰馬に選ばれるのは光栄であり難しいのです。

以下、これまでの顕彰馬をまとめてみました。

競走馬名 異名 競争成績 主な勝鞍
クモハタ(牡) 栗毛の貴公子 トウルヌソル 星旗 21戦9勝 ダービー
セントライト(牡) 黒鹿毛の勇者 ダイオライト フリッパンシー 12戦9勝 牡馬三冠
クリフジ(牝) 最強の牝馬 トウルヌソル 賢藤 11戦11勝 ダービー・菊花賞
トキツカゼ(牝) 名牝 プリメロ 第五マンナ 30戦11勝 皐月賞・オークス
トサミドリ(牡) 希代の名馬 プリメロ フリッパンシー 31戦21勝 皐月賞・菊花賞
トキノミノル(牡) 幻の馬 セフト 第弐タイランツクヰーン 10戦10勝 皐月賞・ダービー
メイヂヒカリ(牡) 黄金の脚 クモハタ シラハタ 21戦16勝 菊花賞・天皇賞春
ハクチカラ(牡) 栗毛の国際派 トビサクラ 昇城 49戦21勝 ダービー・米国GⅠ
セイユウ(牡) アラブの怪物 ライジングフレーム 弟猛(アラブ馬) 49戦26勝 セントライト記念
コダマ(牡) 夢の超特急 ブッフラー シラオキ 17戦12勝 皐月賞・ダービー
シンザン(牡) 最強の戦士 ヒンドスタン ハヤノボリ 19戦15勝 牡馬三冠・天皇賞秋
スピードシンボリ(牡) 時代の先駆者 ロイヤルチャレンヂャー スイートイン 43戦17勝 有馬記念・宝塚記念
タケシバオー(牡)   チャイナロック タカツナミ 29戦16勝 朝日杯3S・天皇賞春
グランドマーチス(牡) 飛越の天才 ネヴァービート ミスギンオー 63戦23勝 中山大障害4回
ハイセイコー(牡) 国民のアイドル チャイナロック ハイユウ 22戦13勝 皐月賞・宝塚記念
トウショウボーイ(牡) 天馬 テスコボーイ ソシアルバターフライ 15戦10勝 皐月賞・有馬記念
テンポイント(牡) 流星の貴公子 コントライト ワカクモ 18戦11勝 天皇賞春・有馬記念
マルゼンスキー(牡) 夢のスーパーカー ニジンスキー シル 8戦8勝 朝日杯3歳S
ミスターシービー(牡) 奇跡の豪脚 トウショウボーイ シービークイン 15戦8勝 牡馬三冠・天皇賞秋
シンボリルドルフ(牡) 七冠馬 パーソロン スイートルナ 16戦13勝 牡馬三冠・有馬記念
メジロラモーヌ(牝) 牝馬三冠 モガミ メジロヒリュウ 12戦9勝 牝馬三冠
オグリキャップ(牡) スーパースター ダンシングキャップ ホワイトナルビー 32戦22勝 有馬記念・安田記念
メジロマックイーン(牡) 最強のステイヤー メジロティターン メジロオーロラ 21戦12勝 菊花賞・天皇賞春
トウカイテイオー(牡) 不屈の帝王 シンボリルドルフ トウカイナチュラル 12戦9勝 皐月賞・ダービー
ナリタブライアン(牡) シャドーロールの三冠馬 ブライアンズタイム パシフィカス 21戦12勝 牡馬三冠・有馬記念
タイキシャトル(牡) 日本の誇るマイラー テヴィルズバッグ ウェルシュマフィン 13戦11勝 安田記念・仏国GⅠ
エルコンドルパサー(牡)   キングマンボ サドラーズギャル 11戦8勝 JC・仏国GⅠ
テイエムオペラオー(牡)   オペラハウス ワンスウエド 26戦14勝 天皇賞春・有馬記念
ディープインパクト(牡)   サンデーサイレンス ウインドインハーヘア 14戦12勝 牡馬三冠・有馬記念
ウオッカ(牝)   タニノギムレット タニノシスター 26戦10勝 ダービー・JC
オルフェーブル(牡)   ステイゴールド オリエンタルアート 21戦12勝 牡馬三冠・有馬記念
ロードカナロア(牡)   キングカメハメハ レディブラッサム 19戦13勝 安田記念・香港S
ジェンティルドンナ(牝)   ディープインパクト ドナブリーニ 19戦10勝 牝馬三冠・ドバイCC
キタサンブラック(牡)   ブラックタイド シュガーハート 20戦12勝 菊花賞・大阪杯
JRAサイトより参照 ※競争成績は海外も含む

改めて、見てみると名馬中の名馬ばかりですよね。

そして、現役時代に自身の走りで選出され、父としても名を刻んだクモハタ(仔メイヂヒカリトウショウボーイ(仔ミスターシービーシンボリルドルフ(仔トウカイテイオーディープインパクト(仔ジェンティルドンナ)の4頭は、名馬中の名馬の域を越してます。凄い。

※我が愛しのナリタブライアンは残念ながら、早逝で子孫を残せませんでしたので自身のみ。悲しい😢

さて、今回は顕彰馬の定義というか、過去の顕彰馬を触れた記事となりましたが、明日は今年の顕彰馬は?について触れてみたいと思います。

史上最多GⅠ勝利数を誇るあの名牝やディープインパクトに肩を並べる大種牡馬はどうなったのか? 明日も乞うご期待!

いや、すでに発表されてるって……


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