ポスト・サンデーサイレンスとなる種牡馬が日本にやってきた!

競馬コラム

ポスト・サンデーサイレンスとなる種牡馬が日本にやってきた!

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先日、オグリキャップの曾孫フォルキャップが6/2にデビューしたとの記事を投稿しました。

そのフォルキャップの血統を調べていると1つ気になる競走馬を発見

それは、彼の祖父(母の父)であるアイルハヴアナザーです。

その名は、今から11年前に伏兵馬としてケンタッキーダービーを勝ち、その年の最優秀3歳牡馬に選出された程度しか知りませんでした。

しかし、記事をアップした後、馬名も日本語(カタカナ)では言いにくいし、少し気になって調べてみました。

I´ll have another(アイル ハヴ アナザー)が馬名の由来。日本語訳すると「他のものをください」など会話文に使われるそうです。

なるほど、英文かいな。そりゃ言いにくいわ

と1人で納得しながら、さらに掘り下げ競走馬としてのアイルハヴアナザーを調べましたところ、実に凄い名馬ではありませんか!

フラワーアレイは米国のG1を勝った馬で母はアーチズギャルエディス、母の父はアーチという血統です。

2012年のケンタッキーダービーとプリークネスステークスを勝って、34年振りの米国三冠馬誕生の期待がかかったベルモントステークスの直前に浅屈腱炎を発症。無念の出走取り消しとなって、そのまま引退。

戦績は7戦5勝。G1はサンタニアダービーも合わせて3しています。

無念の引退から約2週間後、冠名『コスモ』で知られるビッグレッドファームが約1千万ドルで購入され、日本にやってきました。

日本競馬の血を塗り替えたとまで言われている偉大な種牡馬サンデーサイレンスと同じ米国二冠馬(それも勝ったレースが同じ)であり、これはまさにポスト・サンデーサイレンスとして期待されてもおかしくはありません。

画像はイメージです。

ところが、初年度となった2013年には152頭の繁殖牝馬に種付けするも5年後には47頭に激減。

2016年にデビューした初年度産駒が思った以上に走らず、それもダート馬が多かったためと言われています。

その後、悲しいかな、ポスト・サンデーサイレンスになるはずだったアイルハヴアナザーは、2018年の種付けを最後に米国のカリフォルニア州にあるバレナビスタファームに種牡馬として帰ってしまいました😢

ポスト・サンデーサイレンスとまで期待されたアイルハヴアナザー。皮肉にも2019年には産駒が重賞勝ちを収めるなど、少し見切りが早かったのではないかと悔やまれます。

今後は、日本に残されたアイルハヴアナザー産駒が中央・地方競馬と元気に走る姿を応援したいですね。そして、生まれ故郷の米国で活躍する産駒を輩出することを祈っています。

最後に補足です。

実は、アイルハヴアナザーの父フラワーアレイのが日本で走っていました。しかも2頭。G1も勝っています。

トーセンラー(父ディープインパクト)2013年マイルチャンピオンシップ

スピルバーグ(父ディープインパクト)2014年の天皇賞・秋

この2頭です。競馬ファンなら聞いたことがある競走馬ですよね。

そうです、アイルハヴアナザーにとって両馬は叔父さんになります。

知らんかった

ビックリしたとともに何だか嬉しくなりました。うーん、競馬の血統は奥が深く、改めて面白いと実感しました。

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