乗馬の発祥地 賀茂競馬って知ってますか?【週刊競馬ニュース】
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京都市内にある世界文化遺産でもあります上賀茂神社。先日、その由緒ある上賀茂神社にて行われる賀茂競馬に行ってきました。
ルビも打っていますが、これは『かもけいば』ではなく『かもくらべうま』と読みます。
賀茂競馬の起源としては以下となります。
以来、今年で929回を迎えた賀茂競馬ですが、過去には足利三代将軍の義満観覧以来、義輝・義昭なども観覧し馬を奉納。また、かの織田信長公も天正二年(1574年)自ら20頭(独断場?)の馬を出して観覧したとされています。
このようなことから、上賀茂神社が競馬の守護神・我が国に於ける乗馬の発祥の地と云われる所以となります。
なお、賀茂競馬は毎年5月5日のみ開催されます。
乗馬の発祥地で歴史ある凄い競馬が行われていたと知れば、興味が沸かない訳がありません。早速、現地に足を運んできました!
当日は、夏を感じさせるほどの暑さ。くらべうまが行われる前に馬たちの準備や儀式などがありましたが、現地の方に聞くと「観覧席がいっぱいになるため先に席を購入した方が良い」と教えていただき早速、観覧料500円を払い席取りしました。
くらべうま開始前の儀式は長かったですが、そこは詳細を割愛して待つこと数時間。やっと、くらべうまが開催されました。
さて、気になるくらべうまの勝敗方法ですが、競馬のように1番速く走った馬が勝ちで勝敗を決めるのではなく、先述しましたが2頭による一騎打ちです。
以下、くらべうまの勝敗ルールです。
実際のくらべうまを観覧しますと、芝の直線100メートルほどを駆けるので一瞬で終わります。なお、勝敗は駆け抜けるのが速すぎて、どちらが勝ったのか、よく分かりませんでした😢
ただし、迫力は満点です。そして、何よりも駆け抜ける元競走馬は速い!
コロナの影響で当日は10番勝負ではなく半分の5番勝負(10頭による争い)でしたが、それでも充分に楽しめました。また、日本の歴史ある(それも900年も続いている)儀式というか、催しに参加できて本当に良かったです。
皆さんも日本競馬の発祥となった賀茂競馬をご覧になっては如何でしょうか。
参考までに以下、上賀茂神社関連の書籍をご紹介します。
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