【年度代表馬】歴代最強馬がズラリ!年度代表馬一覧
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年度代表馬とは? 各JRA賞も紹介
年度代表馬とは、その年の中央競馬を代表する競走馬のことをいう。
これは、報道関係者の投票結果に基づき選出された競走馬を「JRA賞受賞馬選考委員会」にて審議し、決定される。
さらに年度代表馬以外にもJRA賞競走馬各部門賞として(最優秀2歳牡馬、最優秀2歳牝馬、最優秀3歳牡馬、最優秀3歳牝馬、最優秀4歳以上牡馬、最優秀4歳以上牝馬、最優秀スプリンター、最優秀マイラー、最優秀ダートホース、最優秀障害馬、その他特別賞など)も合わせて選出される。
※2023年度より最優秀短距離馬が最優秀スプリンター、最優秀マイラーに分けられた。
なお、1986年までは月刊誌「優駿」の主催で行われていたが、1987年以降はJRAの主催で行われている。そのため、本記事では、1987年以降の年度代表馬を取り上げている。
1987年~1989年
1987年 サクラスターオー
皐月賞を勝った後に骨折。休養後、ぶっつけで挑んだ菊を見事、制覇し二冠馬に輝いた。「菊の季節に桜が満開」の実況はあまりにも有名である。
1988年 タマモクロス
芦毛の馬体から繰り出される、その走りはまさに”白い稲妻”の如く。オグリキャップとの芦毛対決は今でも語り草に。
1989年 イナリワン
地方・大井から転厩後、天皇賞・春、宝塚記念、有馬記念とG1を3連勝。一気にスターダムにのし上がった下剋上馬。
1990年~1999年
1990年 オグリキャップ
地方・笠松から転厩し、第二次競馬ブームの火付け役となったアイドルホース。イナリワン、スーパークリークとともに「平成三強」と呼ばれた。
1991年 トウカイテイオー
これほどまでにドラマチックな競走馬はいないかも知れない。中363日で制した有馬記念は、今でも休養明け最長日数でのG1勝利記録である。
1992年 ミホノブルボン
坂路の申し子と呼ばれ、そのスピードで多くのファンを魅了した栗毛の超特急。
1993年 ビワハヤヒデ
「今日も涼しい顔をして~」との実況がまさにピッタリな芦毛の名馬。その実況通り、いつもサラッと勝ってしまう姿が印象的。なお、デビュー以来の15戦連続連対はシンザンに次ぐ歴代2位。
1994年 ナリタブライアン
私が思う日本競馬史上最強馬で史上5頭目の三冠馬。三冠レースで2着に付けた着差の合計は15.5馬身差は歴代三冠馬の中でも群を抜いてトップである。半兄ビワハヤヒデに続き、兄弟で年度代表馬を2年連続で受賞した。
1995年 マヤノトップガン
逃げてよし、差してよしの変幻自在の脚質でG1を4勝した名馬。三冠馬ナリタブライアンとのマッチレースとなった1996年の阪神大賞典(G2)は全ての者を魅了する――そんなレースだった。
1996年 サクラローレル
某競馬評論家が「海外遠征していれば、神の馬ラムタラを破った唯一の馬として名を残した可能性もあった」と言われたほど強かった名馬である。
1997年 エアグルーヴ
牝馬として初の年度代表馬(JRA賞)に輝いた歴史的名牝の1頭である。なお、天皇賞・秋(G1)の勝利は牝馬として17年ぶりの快挙であった。
1998年 タイキシャトル
四半世紀が経った今でも最強のマイル王として名が上がるほど、美しく、そして強かった。
1999年 エルコンドルパサー
日本調教馬として、もっとも凱旋門賞に近かったと言われた名馬。国内で唯一の敗戦となった、異次元の逃亡者サイレンススズカとの伝説G2・毎日王冠は今でも語り継がれている。
2000年~2009年
2000年 テイエムオペラオー
2000年に日本競馬史上初となる古馬中長距離G1を完全制覇した。その姿はまさに世紀末覇王そのものである。なお、本馬以外に完全制覇を成し遂げた競走馬は現れていない。
2001年 ジャングルポケット
ジャパンC(G1)で魅せた雄姿は、日本の競馬界が外国産馬に門戸を開いた新時代の幕開けに相応しい名馬である。
2002年、2003年 シンボリクリスエス
引退レースとなった2003年の有馬記念(G1)で魅せた豪脚。2着に付けた9馬身差はG1での最大着差記録である。その血は、エピファネイアからエフフォーリアへと受け継がれている。
2004年 ゼンノロブロイ
史上2頭目となる”秋古馬三冠”を達成した名馬である。
2005年、2006年 ディープインパクト
誰もが知る日本近代競馬の結晶。現役時代の走りだけではなく、種牡馬としての大活躍を含めると日本歴代最強馬に挙げられるのも納得のいく超名馬である。
2007年 アドマイヤムーン
世界のゴドルフィンに認められた名馬である。
2008年、2009年 ウオッカ
牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制した名牝であり、父タニノギムレットとの父娘2代のダービー制覇は2度とないかも知れない。それほどの大偉業も達成。また、2年連続での年度代表馬選出は牝馬として史上初の快挙である。
2010年~2019年
2010年 ブエナビスタ
19戦連続で1番人気という歴代1位の記録を持つ名牝。現役時代のG1成績は6勝ながら、2着は実に7回。仮に2着を全て勝利していたらG1通算13勝――とんでもない最強牝馬である。
2011年 オルフェーヴル
日本競馬史上7頭目の三冠馬であり、世界最高峰のレース凱旋門賞(仏G1)を2年連続で2着だったスーパーホース。
2012年、2014年 ジェンティルドンナ
G1通算7勝を挙げ、史上4頭目の三冠牝馬である。父ディープインパクト産駒の中でもっとも賞金を稼いだ。なお、ジャパンC連覇は本馬以外に成し遂げたことのない大記録である。
2013年 ロードカナロア
日本馬にとって「鬼門」と言われた香港スプリントを連覇した名馬であり、ワールドベストホースランキングのレーティング128ポンドは、日本のスプリント部門において史上最高値である。
2015年 モーリス
なかなか勝ち上がれなかったが、2015年には2勝クラスの条件戦からマイルG1 3戦を含む6連勝にて年度代表馬に輝いた。祖父グラスワンダー、父スクリーンヒーロー、そして、本馬の産駒ジャックドールが2023年の大阪杯(G1)を制したことで父仔4代に続くG1制覇となった。
2016年、2017年 キタサンブラック
演歌界の大御所・北島三郎さんの愛馬でG1通算7勝を挙げた。なお、父はディープインパクトの全兄ブラックタイド。その血統面からも競馬の面白さを改めて教えてくれた名馬である。
2018年、2020年 アーモンドアイ
あの皇帝シンボリルドルフも日本近代競馬の結晶ディープインパクトでも成し遂げられなかった芝G1通算9勝を挙げ、史上5頭目の三冠牝馬に輝いた歴史的名牝である。
2019年 リスグラシュー
遅咲の女王として2019年には、国内外のG1を3連勝で一気に年度代表馬まで上り詰めた名牝。2019年の有馬記念では、歴史的名牝のアーモンドアイを破っている。
2020年~2023年
2021年 エフフォーリア
2021年に無類の強さを発揮し、文句なしの年度代表馬に選出された名馬。関東の若武者・横山武史騎手を一流のジョッキーにしたといっても過言ではない。まさに”名ジョッキーに名馬あり”である。
2022年、2023年 イクイノックス
世界ナンバーワンホースとして、その走りは多くの競馬ファンに衝撃を与えた。特に2023年の天皇賞・秋では信じられないほどの世界レコードで勝利し、世界を震撼させたことは記憶に新しい。
まとめ
年度代表馬は、その名の通り、その年を代表する競走馬なので、もちろん歴代最強馬に値する競走馬ばかりである。
このように年度代表馬一覧を眺めてみると、その時代を築いた名馬・名牝たちの記憶が蘇ってくるのも競馬ファンとして嬉しい限りである。
また、人生において何らかの節目も歴代最強馬たちの記憶と一緒に蘇ってくるのではないだろうか。そう思うと人生=競馬になっていること。改めて全ての競走馬たちに感謝したい。
※今後、当ブログの「名馬たちの記憶」及び「名牝たちの記憶」シリーズに追加した記事を上記の関連記事として随時追加予定。
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